日々の生活のなかで、「なんとなく緊張しやすい」「寝つきが悪い」「ストレスで心が落ち着かない」と感じることはありませんか。

そんなときによく耳にするのが“GABA(ギャバ)”という成分です。

GABAはもともと私たちの脳の中で働く“抑制性の神経伝達物質”で、心をリラックスさせ、不安や興奮を穏やかに整える役割があります。

最近では、発芽玄米やトマトなどの食品、そしてサプリメントにも使われることが増え、手軽に取り入れられる心のサポート成分と知られるようになりました。

ただ、GABAは「どのように心に働くのか」「本当に効果があるのか」「安全に摂るにはどうすればいいのか」など、気になる点も多い成分です。

この記事では、最新の知見に基づきながら、GABAをやさしく、わかりやすく解説していきます。

GABAとは?——脳を落ち着かせる“抑制性”神経伝達物質

私たちの脳は、日々さまざまな刺激にさらされながらも、思考や感情を整え、バランスを保っています。

その調整役として欠かせないのが「GABA(ギャバ)」という神経伝達物質です。

とくに不安やストレス、緊張と深く関係しており、GABAの働きが乱れることで、気分の安定や睡眠にも影響が出ることがあります。

この章では、GABAの基本的な性質と脳内での役割、不足した場合に起こる心理的・身体的な影響について、やさしく解説します。


GABAの基本作用(抑制性伝達・不安緩和・リラックス)

GABA(γ-アミノ酪酸)は、私たちの脳にある神経伝達物質のひとつで、「抑制性」と呼ばれる種類に分類されます。

脳内には興奮を伝える神経伝達物質(たとえばグルタミン酸やドーパミン)と、逆に神経の活動を静める抑制性伝達物質があり、その代表格がGABAです。

作用1:抑制性神経伝達の役割

GABAは、神経細胞の活動を「ブレーキをかけるように」抑える働きがあります。

これにより、過剰な刺激や感情の高ぶりを和らげ、リラックスした状態を保つことができます

たとえば、GABAの働きが十分であれば、ストレスの多い場面でも落ち着きを保ちやすくなり、過度な緊張や不安の高まりを防ぐことができます。

これは、心拍数や呼吸の安定にもつながり、自律神経のバランスを整える要素ともなります。

作用2:不安の軽減・気分安定への貢献

GABAは、セロトニンやノルアドレナリンといった他の神経伝達物質とも相互に関係しており、気分の安定に深く関わります。

実際に、パニック障害や全般性不安障害などではGABAの機能低下が示唆されており、GABAの活動を促す抗不安薬(ベンゾジアゼピン系など)は、こうした症状の軽減に用いられています。

脳内でどのように働くのか(神経回路・扁桃体・前頭前野)

GABAの働きは、脳全体に広がる複雑な神経ネットワークの中で“ブレーキ役”として機能します。

その中でも、とくに感情の制御やストレス反応に深く関わる 扁桃体(へんとうたい)前頭前野(ぜんとうぜんや) のバランスに、大きな役割を果たしていることが精神医学の領域でも注目されています。


扁桃体と不安反応 —「危険を察知するセンサー」を落ち着かせる

扁桃体は、恐怖や不安を察知する“情動のアラーム”のような役割をもちます。

生存に必要な機能ですが、敏感になりすぎると、日常的な刺激にも反応し、

  • 過剰な心配
  • 不安の高まり
  • パニックの誘発

につながることがありますが、ここで働くのがGABAによる神経活動の抑制作用です。

GABAが十分に機能していると、扁桃体の過活動が穏やかに抑制され、「必要以上に不安にならない状態」をサポートしてくれるのです。

前頭前野と理性のコントロール — 感情の“手綱を握る”役割

一方、前頭前野は「考える脳」と呼ばれ、

  • 判断力
  • 計画性
  • 衝動のコントロール
  • 冷静な視点の維持

などを司っています。

ストレス状況では、扁桃体が「危険!」と反応し、前頭前野が「落ち着いて、大丈夫だよ」と抑制する──

この相互バランスが保たれることで、感情は安定します。

GABAは、この両者の間で神経活動を滑らかに調整する“橋渡し”として働き、神経回路の過剰な興奮を抑えて、心の安定を守ります。

まとめ
  • GABA(γ-アミノ酪酸)は、私たちの脳にある神経伝達物質のひとつで、「抑制性」と呼ばれる種類に分類されます。
  • GABAは扁桃体の不安反応を抑え、前頭前野とのバランスで心を整える働きがあります。

GABAが不足した場合どうなる? 睡眠・ストレス・精神疾患との関係

「よく眠れない」「ストレスで常に緊張している」「不安やパニックに悩んでいる」といった症状の背景には、このGABAの働きが関わっていることがあります。

この章では、GABAと睡眠の質、ストレスや自律神経の関係、さらに臨床現場で注目されている不安障害・パニック障害との関連について、精神科医の視点から丁寧に解説していきます。


GABAが睡眠の質に与える影響(入眠・中途覚醒)

GABAは「自然な眠り」のメカニズムを支える中枢的な役割を担っています。

特に、日中の過剰な覚醒を抑え、夜間に脳を静かに落ち着かせて“眠りのスイッチ”を入れる重要な因子です。

入眠をサポートする働き

脳内での神経活動は、日中は活発である一方、夜になると徐々に鎮まっていく必要があります。

この鎮静化の過程でGABAが活性化され、グルタミン酸などの興奮性伝達を抑えて入眠を促します。

GABAは、特に深部脳にある視索前野や視床下部といった睡眠に関わる部位で働いており、スムーズな入眠を可能にします。

中途覚醒・睡眠の浅さとの関係

GABAがうまく働かないと、入眠はできても睡眠が浅くなったり、夜中に何度も目が覚めたりする「中途覚醒」が起こりやすくなります。

これは、脳の“興奮モード”が夜間にも持続してしまうためです。

ストレスによる交感神経の優位化もこれに拍車をかけ、睡眠の質そのものが低下してしまいます。

睡眠薬の多くはGABAに作用している

実は、医療現場で使われる睡眠薬(ベンゾジアゼピン系、Z薬など)は、GABA-A受容体を増強することで鎮静効果を発揮しています。

つまり、医学的にもGABAの働きが「睡眠の質」を左右する重要な要因であることがわかっているのです。


ストレス・不安・自律神経との関連

強いストレスを感じたとき、体内では「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。

これはストレスに対処するための重要なホルモンですが、過剰に分泌され続けると、免疫機能の低下や慢性的な疲労感など、さまざまな不調を引き起こします。

このとき、GABAがしっかりと働いていれば、脳の「警戒システム」といわれる扁桃体や、ホルモン調節に関わる視床下部の過活動を穏やかに抑えることができます。

つまりGABAは、ストレスに振り回されず、冷静さを取り戻すための“こころの安定剤”のような存在なのです。


GABAが不足すると起こること

GABAの分泌や機能が低下すると、心や体はちょっとした刺激にも過敏に反応しがちになります。

たとえば、

  • ささいなことでイライラしやすくなる
  • 不安感が頭から離れなくなる
  • 夜になると考えすぎて眠れない
  • 呼吸が浅くなり、胸のあたりが重く感じる

こういった症状は、GABAが本来の「落ち着きのサポート」を十分に果たせていないサインかもしれません。

慢性的なストレス状態が続くと、最終的にはうつ状態や不安障害など、心の不調につながってしまうこともあります。


不安障害やパニックとの関係性(臨床的視点)

精神科の診療現場では、「不安が強すぎる」「些細なことが気になって眠れない」と訴える患者さんに、GABAの働きが関係していると考えられるケースが多くあります。

とくに、以下のような疾患では、GABAの神経活動の低下が示唆されています:

  • 全般性不安障害(GAD):慢性的で漠然とした不安が続く
  • 社交不安障害:人前で話す・食事をすることなどが極端に怖い
  • 強迫症:確認や儀式行為が止められない

神経生理学の研究でも、GABAの濃度が低い人ほど、不安に対する“しきい値”が下がり、小さな出来事でも過剰にストレスを感じやすい傾向があると報告されています。


パニック障害とGABAの働き

パニック障害は、特にGABAとの関係が深いと考えられています。

突然、動悸やめまい、息苦しさなど、激しい身体症状を伴う「パニック発作」が繰り返されるこの疾患では、扁桃体の過活動や、HPA(視床下部-下垂体-副腎)系の過剰な反応がみられます。

こうした暴走しがちな「警報システム」を抑えるブレーキ役として、GABAが十分に機能していないと、体の暴走を止められず、発作が繰り返されるのです。


医療現場での対応と治療法

このような症状が強い場合には、医療機関ではGABAの作用を補強するために、ベンゾジアゼピン系抗不安薬が処方されることがあります。

これらの薬は即効性があり、緊張や不安を速やかに和らげることができます。

ただし、長期使用による依存性や耐性の問題もあるため、薬物療法だけに頼るのではなく、認知行動療法(CBT)などの心理療法と併用することが望ましいとされています。

たとえば、思考のクセに気づいたり、不安に上手に向き合うスキルを身につけたりすることで、GABAの働きを自然に高めていく道もあるのです。


まとめ
  • GABAは入眠や深い睡眠を支える重要な神経伝達物質
  • ストレス反応を鎮め、自律神経を“リラックスモード”へ導く作用がある
  • GABAの機能低下は、不安障害やパニック障害と密接に関係している
  • 医療ではGABAを強める薬が使われる一方、サプリや生活習慣の見直しも重要

GABAのはたらきが「睡眠」「ストレス」「不安障害」などに深く関係していることが分かると、「それならGABAをサプリメントで補えばいいのでは?」と考える方も多いでしょう。

しかし、GABAサプリは本当に効果があるのでしょうか?

次章では、GABAサプリメントや機能性表示食品の科学的根拠、安全性、そして“脳に届くのか”という課題について詳しく解説します。

食事から摂るGABA——どんな食品に含まれている?

近年では、不安の軽減や睡眠改善を目的に「GABAサプリ」や「GABAチョコレート」などが注目されていますが、実は私たちが日常的に食べている食品にもGABAは含まれています。

ここでは、GABAを多く含む食品や効果的な摂取方法について、精神科医の視点からわかりやすく解説していきます。


GABAを含む主な食品(発芽玄米・トマト・味噌など)

GABA(γ-アミノ酪酸)は本来、私たちの体内でも合成される成分ですが、実は食品からも摂取することができます。

特に以下のような食品には、GABAが比較的多く含まれていることが知られています。

発芽玄米:毎日の主食でGABAを摂る

発芽玄米は、玄米をわずかに発芽させた状態のお米で、白米と比較して栄養価が高く、GABAの含有量も豊富です。

発芽の過程で酵素が活性化し、GABAが合成されやすくなるとされています。

一般的に、発芽玄米100gあたりに約10〜30mgのGABAが含まれると報告されています。

日常の主食として取り入れることで、無理なくGABAを摂取できるのが魅力です。

トマト・ナス・じゃがいもなどの野菜類

トマトは代表的なGABA含有野菜のひとつです。

完熟したトマトには100gあたり約40〜60mgのGABAが含まれているとされ、リコピンなどの抗酸化成分とあわせて、心身の健康維持に役立ちます。

また、ナスやじゃがいも、かぼちゃといった野菜にもGABAは含まれており、これらを日常の料理に取り入れることで、ストレス対策や自律神経のバランス調整にも期待が持てます。

味噌・納豆・キムチなどの乳酸発酵食品

発酵食品もGABAの宝庫です。

特に、味噌や納豆、キムチなどの乳酸発酵を伴う食品には、発酵中にGABAが生成されることが多く、腸内環境を整える働きとあわせてメンタルケアにも寄与します。

これらは、「腸内環境」と「脳の健康」の関連性(腸脳相関)」を踏まえた「食事療法」の一環としても注目されています。


どれくらいの量を摂ればいい?(食品とサプリの違い)

では、実際にどのくらいのGABAを摂ると、リラックス効果や睡眠改善が期待できるのでしょうか。

食品中のGABAは少量ずつでも意味がある

一般的に、GABAのサプリメントでは1日あたり100〜300mgが推奨量とされることが多いです。

ですが、食品中のGABA含有量はそれよりかなり少なく、発芽玄米やトマトをたくさん食べても1日30〜60mg程度になることが多いです。

そのため、「GABAで即効性を狙う」というよりも、「毎日の食習慣で体と心を整える」という考え方が大切です。

血液脳関門の壁:体に入れても脳に届くとは限らない

GABAは脳内で働く神経伝達物質ですが、摂取したGABAが直接脳に届くかどうかは、「血液脳関門(Blood-Brain Barrier)」という仕組みによって制限されています。

つまり、GABAサプリや食品から摂った成分がそのまま脳に作用するわけではなく、主に末梢神経や自律神経系への間接的な影響や、腸内環境を介した「腸脳相関」が作用している可能性が高いと考えられています。

サプリとの違い:期待値のコントロールを

サプリメントの中には、「GABA100mg配合」「睡眠の質を高める」といった機能性表示があるものもあります。

ただし、それらの研究でも効果は「一時的な入眠改善」や「軽度のストレス軽減」にとどまっており、医療レベルでの治療効果があるわけではありません

食品はGABA以外の栄養素も豊富であり、総合的なメンタルヘルスサポートには非常に有効です。

サプリはあくまで補助的に考えるとよいでしょう。


ストレス軽減や睡眠改善に役立つ食べ方

GABAの効果をより活かすためには、摂取する食品だけでなく、「食べ方」や「生活習慣」との組み合わせが重要です。

発芽玄米+発酵食品の組み合わせは◎

例えば、発芽玄米を主食とし、味噌汁や納豆を副菜にする和食スタイルは、GABA摂取に非常に優れた組み合わせです。

このような食事は、腸内環境の改善にもつながり、腸→脳への影響(腸脳相関)を通して心の安定にも貢献します。

就寝2時間前の軽めの夕食にGABA食材を

夜の睡眠の質を上げたい場合は、夕食にGABA含有食材を取り入れるのもおすすめです。

ただし、食べ過ぎると消化活動が活発になり、睡眠を妨げることもあるため、軽めの食事に留めることが大切です。

たとえば、発芽玄米のおにぎり+温かい味噌汁+トマトのサラダというシンプルな構成でも、心身に優しい晩ごはんになります。

まとめ
  • GABAは発芽玄米、トマト、味噌などの日常食品に多く含まれている
  • 食品からのGABA摂取は、継続することで体と心の安定に役立つ
  • サプリや食品から摂取したGABAが直接脳に作用するとは限らない
  • 発芽玄米+発酵食品など、組み合わせでの摂取が効果的
  • 一時的な摂取ではなく、毎日の食事習慣として取り入れることが大切

GABAサプリの選び方と安全性・副作用

GABAは、心を落ち着かせてリラックスを促す働きがあることから、近年では多くのサプリメントや機能性表示食品が販売されています。

「寝つきが良くなる」「ストレスが和らぐ」などの効果をうたう商品もありますが、実際のところ、GABAサプリにはどのようなエビデンスがあるのでしょうか?

ここでは、GABAサプリの選び方、安全性、副作用などを専門的に解説していきます。


サプリのエビデンス(軽度ストレス・睡眠への研究)

GABAサプリは、「機能性表示食品」として販売されることが多く、消費者庁への届け出により、一定の科学的根拠に基づいた表示が認められています。

主に「軽度のストレス軽減」や「睡眠の質の改善」に関するエビデンスが中心です。

軽度なストレスの緩和

複数の研究において、GABAを含む食品やサプリメントの摂取によって、緊張やストレスの指標が一時的に低下したことが報告されています。

たとえば、心拍数や血圧、唾液中のストレスホルモンなどが軽減されたという結果が見られます。

ただし、これらの効果はあくまで「軽度の一時的なストレス」に対するものであり、精神疾患としての不安障害やうつ病に対する効果を示す医学的根拠はありません

睡眠の質の改善

GABAサプリを就寝前に摂取した群で、「入眠までの時間が短縮された」「途中覚醒が減った」などの報告があります。

機能性表示食品では「睡眠の質を向上させる」ことを表示している商品もあります。

ただし、これも即効性のある睡眠薬のような作用ではなく、リラックスを促進することで、自然な眠りをサポートする程度の効果とされています。

医学的治療とは異なるアプローチ

GABAサプリは、医療用医薬品とは異なり、疾患の治療を目的とするものではありません

あくまで「健康の維持・増進を補助する」健康食品という位置づけであることを理解しておくことが重要です。


副作用や注意点(妊娠中・授乳中・疾患がある場合)

GABAサプリは基本的に「安全性が高い」とされていますが、以下のようなケースでは注意が必要です。

妊娠中・授乳中の方は使用を避けるのが無難

妊娠中や授乳中の女性に対して、GABAサプリの安全性を示す信頼できる研究は限られています。

そのため、自己判断での使用は避け、医師に相談することをおすすめします

また、胎児や乳児への影響が不明であるため、妊娠を希望している段階でも慎重な対応が求められます。

持病がある方・薬を服用している方は要相談

GABAの摂取が特定の持病や薬に影響する可能性は少ないとされていますが、降圧薬、抗てんかん薬、抗不安薬などとの相互作用が懸念されることがあります。

特に精神科の薬(ベンゾジアゼピン系や抗うつ薬など)を服用している方は、GABAとの併用によって過剰な抑制作用が出る可能性があるため、主治医に確認しましょう。

サプリは医薬品ではないという認識を

GABAサプリはあくまで「健康食品」であり、精神的な症状が強い場合や生活に支障をきたす場合は、医療機関での相談が必要です。自己判断でのサプリ依存は避け、必要に応じて専門家のサポートを受けましょう。


まとめ
  • GABAサプリには、軽度ストレスや睡眠の質改善への研究報告がある
  • 推奨摂取量は100〜300mg/日で、過剰摂取しても効果が高まるわけではない
  • 妊娠中・授乳中・持病のある方は、医師への相談が必要
  • 精神的な症状が強い場合は、医療機関での診察が優先されるべき
  • サプリはあくまで「補助的な健康食品」として、生活改善と併用するのが基本

最後に

GABAは、ストレスや緊張で心が張りつめてしまったとき、そっとブレーキをかけてくれるような役割を持つ成分です。

食品からもサプリからも取り入れやすく、軽度のストレス緩和や睡眠の質の向上に関する研究も増えてきました。

ただし、「GABAだけで全てが良くなる」というわけではなく、生活リズム・睡眠環境・呼吸やマインドフルネスなどのセルフケアと組み合わせることが大切です。

また、妊娠中・授乳中の方、持病がある方、服薬中の方は一度医師に相談するなど、安全性への配慮も必要です

GABAはあくまで心を整えるための“サポート役”であり、あなたの心の状態を総合的に見ながら、無理のない範囲で活用していくことが大切です。

本記事のまとめ
  • GABAは抑制性の神経伝達物質で、心のリラックスに関わる。
  • 発芽玄米・トマト・味噌など食品からも摂取できる。
  • サプリは100〜300mgの範囲でエビデンスが多い。
  • 妊娠中・授乳中・持病がある人は医師に確認を。
  • 「GABAだけ」ではなく、生活習慣や心理的ケアと組み合わせることが重要

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